この記事では、「宿題」と「設問」の違いを分かりやすく説明していきます。
「宿題」とは?
「宿題」は「しゅくだい」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「教師が生徒に対して出す、家庭でやってくるべき学習」という意味です。
2つ目は「その場で解決できず、後日に持ち越された課題」という元の意味です。
「宿題」の言葉の使い方
「宿題」は名詞として「宿題を出す・出した」「宿題を片付ける」などと使われます。
「宿」は「やど」とも読み「一時的に寝泊まりする所」「以前からの」「長く持ち続けている」という意味、「題」は「書物や作品の内容を表す名」「巻頭につけた見出し」「解答を求める問い」という意味、「宿題」で「以前から回答を求められている問い」、転じて「教師から自宅用に出される課題」になります。
「設問」とは?
「設問」は「せつもん」と読みます。
意味は「問題を作成して対象者に出すこと」です。
ある目的で人を判断するた時に、対象者に答えさせるために作成する基準となる問題のことを表します。
口頭で答える形式のものもあれば、筆記形式のものもあります。
「設問」の言葉の使い方
「設問」は名詞として「設問を出す・出した」「設問に答える」などと使われます。
「設」は「もう(ける)」とも読み「物を備えつける」「前もって条件などを定める」という意味、「問」は「といただす」「たずねる」という意味、「設問」で「人に問うために前もって定められた事柄」になります。
基本的に、何らかの目的により、あらかじめ出題するために作られた問題に使われます。
「宿題」と「設問」の違い
「宿題」は「以前から回答を求められている問い」、転じて「教師から自宅用に出される課題」です。
「設問」は「人に問うために前もって定められた事柄」です。
まとめ
今回は「宿題」と「設問」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。