こちらの記事では、「合っていますか」と「正しいですか」の相違点を明確な形で解説していきます。
「合っていますか」とは?
合っていますかは、あっていますかと読むべき言葉です。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば分かる事でしょうが、2つ以上のものがくっつき1つになるといった意味を持っている、合うの言葉に、いるかという疑問形の言葉を丁寧に表現した、いますかの文字を組み合わせる事で完成した言葉となっています。
以上の事から合っていますかは、答えと同じですかや、調和していますかという意味を示すのです。
「正しいですか」とは?
正しいですかは、ただしいですかと読むのが正解な言葉となっています。
文字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、誤りがないとか、きちんと整っているという意味の正しいの文字に、ですを疑問形に変形させた、ですかの文字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ正しいですかは、正解や事実と一致していますか、とか、誤りではありませんかという意味を表すのです。
「合っていますか」と「正しいですか」の違い
合っていますかと正しいですかの文字表記を比較すると、使用している文字の大半が違っていて、読み方の方も似てはいません。
所がどちらも疑問形である上に、表現する意味にも似ている部分があるため、混同する恐れはあります。
とはいえ意味のニュアンスには違いが見られ、合っていますかは、正解と同一ですかや調和しておりますか、という意味を示します。
もう一方の正しいですかは、誤りではないですかや、基準や常識に適合しているのですか、といった意味を表すのです。
まとめ
2つの言葉は使用している文字も読み方もかなり違っていますが、どちらも疑問形であり、指し示す意味も似た印象を受けます。
ただしニュアンスには相違点があるので、そこを踏まえる事が大事です。
ちなみに合っていますかは、基準や答えと同じですかという意味の言葉として用いられています。
対する正しいですかは、基準や事実等と一致していますか、とか、誤りではないですか、といった意味の言葉として使われているのです。