別の機会に行う時に使う言葉には「別途」や「改めて」があります。
この記事では、「別途」と「改めて」の違いを分かりやすく説明していきます。
「別途」とは?
「別途」とは別の道や別の方法、別の方面を表す言葉であり、色々な場面で使われています。
「別途」は現在あるものとは異なる手段や方法を示す時にも使うことが可能です。
「別途」に使われている「途」は音読みで「と」と読み、訓読みは「みち」と読みます。
「途」は道や道筋以外にも方法や手段を表す意味があり、「別途」の場合は後者の意味で用いられています。
「改めて」とは?
「改めて」とは別の機会にやさらに、あらたにという意味で使われる副詞です。
「改めて」は再び行為することや新しく行動することや、もう一度する場合にも使います。
「改めて」はこれ以外にも初めて経験したかのような気持ちや感じを表す時にも使うことが可能です。
「気を改めて」は繰り返しとなる行動や行為に対して初回のような気持ちを持って行うことを表す時に使う言葉です。
「改めて」は敬語表現としてもよく使います。
「別途」と「改めて」の違い
「別途」は名詞ですが副詞的に使うことが可能です。
「改めて」は副詞であり、別の機会に行動することやもう一度することを表す時に使います。
「別途」の例文
・『この計画については別途添付したファイルに詳細が記載されているので、目を通しておいてください』
・『特別なサービスは別途料金が掛かると聞きましたが、今日は給料日だったので奮発してこのサービスを選びました』
「改めて」の例文
・『改めて辺りを見回すと、小さな血痕が発見されたので早速調査が開始された』
・『改めてお電話いたしますので、よろしくお願いいたします』
まとめ
「別途」や「改めて」は別の方法を用いる時やもう一度繰り返すことを表す時に使う言葉です。
「改めて」は仕事の挨拶や敬語表現としてもよく使います。