この記事では、「ローカル」と「クラウド」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ローカル」とは?
「ローカル」は英語の「local」をカタカナで表記した言葉です。
「local」は形容詞で、「その場所の」、「その土地の」、「地方の」、「地元の」、「局所的な」などを意味しています。
また、名詞では、「普通列車(バス)」、「その土地の人」、「地方記事」、「地方番組」などの意味があります。
そして、IT用語で「ローカル」とは、手元にあるソフトウェアや環境のことで、ネットワークがなくても使用できるシステムのことを表しています。
「クラウド」とは?
「クラウド」は英語の「cloud」、または「crowd」をカタカナ語で表記したものです。
「cloud」は名詞で、「雲」、「雲状のもの」、「大勢」、「曇り」などを意味しています。
また、動詞で「雲でおおう」、「曇らせる」、「曇る」、「曖昧にする」などの意味があります。
一方、「crowd」は名詞で「群衆」、「大衆」、「多数の」、動詞で「群がる」、「押し寄せる」、「詰め込む」などを表しています。
そして、IT用語で「クラウド」とは、遠隔でネットワークを利用することや、そのシステムのことを指しています。
「ローカル」と「クラウド」の違い
「ローカル」と「クラウド」の違いを、分かりやすく解説します。
「ローカル」は「場所」や「局所的」なことであるのに対し、「クラウド」は「かたまり」や「多数」、「前へ押す」、または「群がる」などの意味を持っています。
「ローカル」と「クラウド」には、これらのような違いが見られます。
「ローカル」の例文
・『この放送局はローカル番組が多い』
・『「ローカルストレージ」とは、データをスマホやパソコンなど、手元にある物理的な補助記憶装置のことを指している』
「クラウド」の例文
・『私はクラウドファンディングに興味があります』
・『「クラウドストレージ」とは、インターネット上にあるオンラインストレージのことを表している』
まとめ
今回は「ローカル」と「クラウド」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「ローカル」と「クラウド」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。