この記事では、「アングラ」と「サブカル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「アングラ」とは?
「アングラ」の意味は以下の通りです。
1つ目は「商業性に関係なく、独自の主張をするための、前衛的な芸術のこと、主に映画や演劇などを表す」という意味です。
2つ目は「非公式、または非合法であること」という意味です。
3つ目は「出どころが不明なもの」という意味です。
「アングラ」の言葉の使い方
「アングラ」は名詞・形容動詞として「アングラだ・である」「アングラ映画」などと使われます。
英語の「underground」が日本語化して省略された言葉で、「under」は「下の・下に」という意味、「ground」は「地面」という意味、「underground」で「地下の」「組織・活動などが地下で行われている」「人目につかない」「秘密の」「非合法的な」「新聞・文学などが反体制的な」「前衛的な」という意味です。
基本的に、一般の人に受け入れられるのが難しい、非公式な活動や、前衛的な作品に使われます。
「サブカル」とは?
「サブカル」の意味は以下の通りです。
1つ目は「社会での伝統的な文化に対し、ある特定集団だけがもつ独特の文化」という意味です。
2つ目は転じて、「若者の間で流行っている、あらゆる概念に縛られない芸術のこと」という意味です。
「サブカル」の言葉の使い方
「サブカル」は名詞・形容動詞として「サブカルだ・である」「サブカル作品」などと使われます。
英語の「sub culture」が日本語化した言葉で「sub」は「下位の」「副」「補助の」という意味、「culture」は「文化」という意味、「subculture」で「下位文化」「ある社会の中の特定グループの持つ独特の文化」という意味です。
基本的に、正統とされる文化から派生した、若者の自由な発想による独特の活動や芸術に使われます。
「アングラ」と「サブカル」の違い
「アングラ」は「一般の人に受け入れられるのが難しい、非公式な活動や、前衛的な作品」です。
「サブカル」は「正統とされる文化から派生した、若者の自由な発想による独特の活動や芸術」です。
まとめ
今回は「アングラ」と「サブカル」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。