「微レ存」と「少し」ではどのような意味の違いがあるのでしょうか。
この記事では、「微レ存」と「少し」の違いを分かりやすく説明していきます。
「微レ存」とは?
「微レ存」とは、「限りなく低い可能性だがゼロではない」という意味のネットスラングです。
「微レ存」は「微粒子レベルで存在する」の略語です。
元々は大手掲示板「2ちゃんねる」の書き込みが始まりで、掲示板以外でも使われるようになりネットスラング化したとされています。
ネット上ではスラングとしてそれなりに認知されていますがネット以外ではほとんど普及していません。
略語であることを知らずに使っている人も多く、若い世代を中心に単なる確率や可能性が低いことを表すフレーズだと思って使われるケースも増えています。
「少し」とは?
「少し」とは、「多くなくわずかなこと」を意味する言葉です。
物事の程度や量がわずかであるさまを表す副詞です。
修飾語として動詞や形容詞に付き、表す動作や様子の程度がわずかであることを意味する言葉として使われます。
感覚的なニュアンスで表現されている言葉であり絶対量で決まるものではありません。
他の人からすれば多かったとしても主体にとってわずかだと感じられれば「少し」と表現されます。
「微レ存」と「少し」の違い
「微レ存」と「少し」の違いを、分かりやすく解説します。
「微レ存」と「少し」の違いは「程度」です。
どちらも物事が多くはなくわずかであることを表す言葉です。
「微レ存」は人間には知覚できないほど小さい微粒子レベルで考えなければ存在の可能性を主張できないほどわずかな程度を指し、ゼロではないが限りなくゼロに近い様子を表します。
「少し」は多くはなくわずかではあるものの存在をはっきりと確認できるくらいの程度を表しています。
限りなくゼロに近いのが「微レ存」で、わずかだが明確にゼロではないのが「少し」というのが2つの違いです。
まとめ
「微レ存」と「少し」ではイメージしている程度が異なります。
言葉が持つニュアンスを理解して使い分けましょう。