「速い」と「素早い」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「速い」と「素早い」の違いとは?違い

この記事では、「速い」「素早い」の違いを分かりやすく説明していきます。

「速い」とは?

「速い」とは、移動にかかる時間が短い、動作や作用にかかる時間が短い、繰り返す動きの間隔や周期が短い、または物事の進む程度が大きいことなどを意味しています。

そして、「速い」と意味が似ている言葉には、「迅速な」「軽快さ」「速やか」「急速」「急激」などがあります。

さらに「速い」の反対の意味の言葉は、「遅い」になります。

また、「速い」は英語で「fast」「quick」「swift」などの表記があります。


「素早い」とは?

「素早(すばや)い」とは、動作や頭の回転が、非常にはやい様子を表しています。

「素早い」「素速い」とも表記できます。

そして、「素早い」と似た意味を持つ言葉としては、「敏捷(びんしょう)」「敏速」「すばしっこい」「スピーディー」「機敏」「簡捷(かんしょう)」などが挙げられます。

また、「素早い」の反対の意味の言葉は「鈍い」になります。

さらに、「素早い」は英語で「quick」「swift」「prompt」「agile」などと表記されます。


「速い」と「素早い」の違い

「速い」「素早い」の違いを、分かりやすく解説します。

「速い」は動作にかかる時間が短いことを意味しています。

一方、「素早い」は動作や頭の回転が非常にはやく、きびきびとしていることを表しています。

「速い」「素早い」には、このような違いが見られます。

「速い」の例文

・『彼は走るのがとても速い』
・『この川の流れは速い』

「素早い」の例文

・『ツバメの飛行は他の多くの鳥よりも、群を抜いて素早い』
・『素早い対応をありがとうございます』

まとめ

今回は「速い」「素早い」の意味や違いなどについて、ご紹介してきました。

「速い」「素早い」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。

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