「思いました」と「存じました」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「思いました」と「存じました」の違いとは?違い

この記事では、「思いました」「存じました」の違いを分かりやすく説明していきます。

「思いました」とは?

まず、「思う」「ある物事について考えを持つ」「考える」「予想する」「推量する」「想像する」「願う」「希望する」など多くの意味を含める言葉です。

その「思う」をですます調の過去形にしたものが「思いました」になります。


「思いました」の使い方

「思いました」は敬語の動詞として使われています。


「存じました」とは?

まず、「存じます」「思う」の謙譲語です。

そして、その「存じます」を過去形にした表現が「存じました」になります。

「存じました」の使い方

「存じました」は敬語の動詞として使われています。

「思いました」と「存じました」の違い

「思いました」「思った」をですます調にした丁寧語です。

そして、その「思いました」を謙譲語にした敬語表現が「存じました」になります。

したがって、「思いました」より「存じました」の方がより丁寧な言い回しとなります。

「思いました」の例文

・『最近、上映されたドキュメンタリー映画ですが、とても素晴らしい作品だと思いました』
・『無邪気に遊ぶ子どもたちを見て、ふと自分も子ども時代に戻りたいと思いました』
・『こちらの味噌を使った味噌汁よりももう一方の味噌を使った味噌汁の方が塩味が強いと思いました』
・『時代に則していない古い習慣はすぐさま刷新するべきだと思いました』

「存じました」の例文

・『当初のプランよりも最新のプランの方がより収益性が高いと存じました』
・『実際に現場へ足を運んだことで、そこでしか学べないことがたくさんあると存じました』
・『取引先のお客様よりお褒めの言葉をいただき、非常に光栄なことと存じました』
・『活躍を果たす先輩方の姿を拝見し、自分も精進しなければならないと存じました』

まとめ

「思いました」は丁寧語、「存じました」は謙譲語です。

したがって、意味するところは同じですが、「存じました」の方がより敬意を込めた丁寧な言い回しであるということでした。

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