この記事では、「ラブロマンス」と「ロマンス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ラブロマンス」とは?
「ラブロマンス」とは恋愛が中心となる物語です。
物語の主軸として主人公とその愛する相手との恋愛があり、それを阻む困難を乗り越えるという形になっています。
舞台は現実的なこともファンタジーなこともありますが、恋愛とそれにまつわる困難は現実にもよくあるような困難ではなく、一筋縄ではいかず周囲にも味方がほとんどいないような大問題です。
そういった困難を乗り越えて二人の愛が結ばれるような壮大な愛の物語がラブロマンスになります。
「ロマンス」とは?
「ロマンス」とは空想的な物語や恋愛沙汰を指す言葉です。
物語に関する言葉としては現実とは違う世界が舞台の空想的な物語を指していましたが、ロマンスには物語に関する意味とは別に恋愛という意味もあることから、それらの意味が混ざり合って使われるようになりました。
そのため物語に関する場面でロマンスという場合、恋愛要素をある程度強く含むものであったり、単純に登場人物の恋愛沙汰を指して使われます。
「ラブロマンス」と「ロマンス」の違い
「ラブロマンス」と「ロマンス」の違いを、分かりやすく解説します。
恋愛が中心となっている物語が「ラブロマンス」で、恋愛要素の強い物語や恋愛沙汰を指すのが「ロマンス」です。
「ラブロマンス」は恋愛についての物語であり恋愛が主軸ですが、「ロマンス」は恋愛が主軸とは限りません。
また「ラブロマンス」は物語そのもののジャンルだけを指しますが、「ロマンス」は物語のジャンルを指して使われることもあれば、作中の恋愛要素のワンシーンを指すこともある言葉です。
まとめ
「ラブロマンス」は恋愛一色の物語で、恋愛要素の強い物語や恋愛要素のワンシーンを指すのが「ロマンス」です。
物語としての恋愛要素の強弱という違いもありますが、現在の使われ方としては物語全体で恋愛を取り上げているのが「ラブロマンス」で、恋愛を取り上げたワンシーンだけが「ロマンス」という違いであることが多いでしょう。