この記事では、「論題」と「題目」の違いを分かりやすく説明していきます。
「論題(ろんだい)」とは?
「論題」とは、「論ずる主題」や「議論や論文の題目」を意味する言葉です。
「論題」の類義語には「主題(しゅだい)」や「本題(ほんだい)」、「テーマ」や「トピック」などがあります。
「論題」の使い方
「論題」は名詞として使われています。
「題目(だいもく)」とは?
「題目」には以下の意味が含まれています。
・「著作や作品などの標題」
・「討議や研究などで問題として挙げられる事柄」
・「口先だけで実質の伴わないこと(=お題目)」
・「日蓮宗で唱えられる南無妙法蓮華経のこと」
「題目」の類義語には、同じく「著作や作品などの標題」という意味を持つ「表題(ひょうだい)」や「原題(げんだい)」、「作品名」や「タイトル」。
そして、同じく「討議や研究などで問題として挙げられる事柄」という意味を持つ「話題(わだい)」や「主題(しゅだい)」、「本題(ほんだい)」や「課題(かだい)」、「テーマ」や「トピック」などがあります。
「題目」の使い方
「題目」は名詞として使われています。
「論題」と「題目」の違い
「論題」と「題目」はいずれも「主題」や「テーマ」、「トピック」という意味が含まれている言葉であるため、2語は類義語の関係に当たると言えます。
「論題」の例文
・『ディベートでは時事ネタにかんする論題がピックアップされた』
「題目」の例文
・『本日のセミナーにおける題目をご確認ください』
まとめ
・「論題」とは、「論ずる主題」や「議論や論文の題目」を意味する言葉です。
・「題目」には「著作や作品などの標題」や「討議や研究などで問題として挙げられる事柄」などの意味が含まれる言葉です。
・「論題」と「題目」にはいずれも「主題」や「テーマ」、「トピック」という意味が含まれる言葉です。
したがって、2語は類義語の関係に当たると言えます。