「応相談」と「別途相談」はいずれもビジネス分野で使用される言葉ですが、意味が異なるため区別して認識しておく必要があります。
この記事では、「応相談」と「別途相談」の違いを分かりやすく説明していきます。
「応相談」とは?
「応相談」は「相談に応じる」の簡略的な表現で、「おうそうだん」と読みます。
主に求人募集時やサービスの案内時において使用される言葉で、「何かについて相談に応じることが可能」「相手の要望に応じる可能性がある」という意思を示す目的で使用されます。
「別途相談」とは?
「別途相談」は「べっとそうだん」と読む言葉で、求人募集時などにおいて使用されています。
「別途」は「別で」「別の面で」といった意味があり、「提示条件以外の別の事柄について相談を受け付ける」という意思を簡略的に表現するために使います。
「応相談」と「別途相談」の違い
次に、「応相談」と「別途相談」の違いを分かりやすく解説します。
「応相談」は主に求人募集時やサービスの案内時に使用される言葉で、「相談に応じる」の簡略表現として知られています。
求人に関する項目において「相談や交渉が可能」という意味で使用され、「相談者の希望に応じる可能性がある」というニュアンスを含んでいます。
一方、「別途相談」は求人募集時などを中心に使用される簡略表現で、「提示されている項目以外の別の項目についての相談も受け付ける」という意味で使用されています。
「応相談」の例文
「応相談」は、主に求人を募集する際やイベント会場などの案内文に使用されます。
通常は括弧書きで記され、相談に応じられる項目の直後に付加されます。
・『長期アルバイト募集(勤務曜日・勤務時間応相談)』
・『宴会場の利用人数は20名まで(応相談)』
「別途相談」の例文
「別途相談」は主に求人募集時などの案内文に使用されています。
「提示されている項目以外の別の事柄についても相談を受け付ける」という意味合いがあります。
・『給与について、詳細は経歴・スキルに応じ別途相談』
・『短期アルバイト募集、長期勤務をご希望の方は別途相談可』
まとめ
「応相談」と「別途相談」は求人募集時などにおける相談に関する言葉ですが、細かな意味合いに違いがあることが分かります。
それぞれが持つ正しい意味を理解し、状況に応じて使い分けましょう。
ぜひ参考にしてください。