この記事では、「呼んでください」と「呼んできてください」の違いを分かりやすく説明していきます。
「呼んでください」とは?
声をかけてください、という意味です。
「呼ん」は「呼ぶ」のことで、ある人の注意をひくために声をかけるという意味があります。
「ください」は、ある事柄をするように相手に求める意を表します。
この言葉は、このような場面で使用をします。
AさんとBさんはこれから一緒に外出をします。
Aさんはすでに出かけられる状態ですが、Bさんはまだ支度が終わっていません。
Bさんの支度が終わるまで、Aさんは椅子に座って待っていることにしました。
支度が終わったならば声をかけて欲しいです。
このときに、「声をかけて欲しい」ということをAさんからBさんに伝えるために、「支度が終わったら〜」のように使用をします。
「呼んできてください」とは?
声をかけてこちらに来させてください、という意味です。
「呼ん」は「呼ぶ」のことで、声をかけてこちらに来させるという意味があります。
「き」は「くる」のことで、こちらに近づくという意味です。
たとえば、このような場面で使用をします。
上司が部下に用事があります。
話したいことがあるので、部下に自分のデスクまで来て欲しいです。
部下は別の部屋にいるので、ある人に頼んで部下を連れてきてもらうことにしました。
このときに上司の方から「○○さんを呼んできてください」のように伝えます。
「呼んでください」と「呼んできてください」の違い
「呼んでください」と「呼んできてください」の違いを、分かりやすく解説します。
使う場面に違いがあります。
前者は、自分に声をかけて欲しいという意味で使用をします。
後者は、ある人が自分の方に来るようにするときに使用をします。
どちらも「ください」という言葉を使ってお願いをしている点は同じです。
まとめ
「呼ぶ」という言葉を使っている点が同じですが、使う場面が異なります。