「チキンティッカ」と「タンドリーチキン」はどこが違うのでしょうか。
この記事では、「チキンティッカ」と「タンドリーチキン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「チキンティッカ」とは?
「チキンティッカ」とは、「スパイスとヨーグルトで下味をつけ小さく切って焼いたインドの鶏料理」です。
インドで広く食べられている鶏肉料理のひとつで、数種類のスパイスとヨーグルトで下味をつけた鶏肉を窯で焼き食べやすい大きさにカットしてから提供します。
インドのパンジャーブ地方に伝わる伝統的な鶏料理ですが日本でも人気です。
「タンドリーチキン」とは?
「タンドリーチキン」とは、「骨付きの鶏肉を窯でじっくりと焼き上げたインドの鶏料理」です。
下味をつけた鶏肉を串に刺しタンドール窯と呼ばれる細長い土釜で焼き上げて調理します。
直火で炙るのではなく窯から伝わる熱で火を通すので鶏肉の表面が固くならず肉の旨味を閉じ込めたままふっくらと柔らかい食感に仕上がります。
「チキンティッカ」と「タンドリーチキン」の違い
「チキンティッカ」と「タンドリーチキン」の違いを、分かりやすく解説します。
「チキンティッカ」と「タンドリーチキン」はどちらもスパイスとヨーグルトで下味をつけて焼いたインドの鶏料理です。
2つの違いは「骨」と「大きさ」です。
「チキンティッカ」は骨から外した鶏肉を食べやすい大きさにカットして提供するのに対し「タンドリーチキン」は大ぶりの骨付き肉を焼き上げたらそのまま提供します。
味付けや調理方法などは基本的に同じで「タンドリーチキン」から骨を外し食べやすい大きさにカットしたものが「チキンティッカ」に当たるので「チキンティッカ」は「タンドリーチキン」の一種です。
日本ではインドの定番の鶏料理として知られていますが、調理に専用のタンドール窯が必要なので現地インドの家庭ではつくられておらず外食で食べる料理です。
まとめ
「チキンティッカ」と「タンドリーチキン」は同じ鶏肉料理ですが食べやすさが異なります。
インド料理店ではおなじみのメニューなので覚えておきましょう。