「物置」と「納戸」には、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「物置」と「納戸」の違いを分かりやすく説明していきます。
「物置」とは?
「物置」は、物を置くと書きます。
その言葉の通り、物を置く場所が「物置」。
当面必要としない物を保管しておく場所が「物置」になります。
そして、この「物置」は、家の外。
つまり、建物の中ではなく外にあるものを意味します。
建築基準法では、「物置」は家の一部に含まれず、外にあるものとなります。
そのため、一般的に庭などに設置しているものを「物置」と言います。
大きさは様々で、「物置小屋」と言えるような大きなものからホームセンターなどで手軽に購入し設置が可能な「物置」まで種類は様々です。
「納戸」とは?
「納戸」とは、衣服などを保管する部屋を意味します。
「納戸」は家の中にあるものを指し、建築基準法では居室以外の部屋。
つまり、リビングや寝室、子ども部屋といった日常的に使用する部屋以外の玄関や廊下、トイレや洗面所、浴室などと同じ扱いになります。
一言で「納戸」と言っても、各家において、その大きさはバラバラです。
何でも収納可能な広いスペースの「納戸」から、ごくわずかなスペースの「納戸」まであります。
ただし、一般的には押し入れやクローゼットよりも広く、季節ものなどを収納することができる場所になります。
「物置」と「納戸」の違い
今不要なもの、季節もの、などを収納することが可能になる場所を意味する「物置」と「納戸」。
そのため、違いなどないように思われますが、この2つの言葉が指す場所には明確な違いがあります。
それは、家の外にあるものなのか、中にあるものなのか、といった違いです。
家の外にある収納場所が「物置」に対し、家の中にある収納場所が「納戸」になります。
それは、建築基準法でも定められている明確な違いになります。
まとめ
以上のように「物置」と「納戸」には、明確な違いがあります。