「日向土」と「軽石」の違いとは?分かりやすく解釈

「日向土」と「軽石」の違いとは?違い

この記事では、「日向土」「軽石」の違いを分かりやすく説明していきます。

「日向土」とは?

「日向土」「ひゅうがつち」と読みます。

「日向土」は、「霧島系火山帯で採取される、著しく水はけがいい岩石」を意味します。

通称は「ボラ土」とも呼ばれています。

多肉植物の土として使われることが多く、土質の改善のために、他の土に混ぜて使われることが多くなっています。

「ボラ土」と呼ばれているのは、「役に立たない土」という意味があり、水はけがよすぎるため、農業の役には立たないと思われていたためです。

そのような高い排水性が、多肉植物にとってはメリットとなり、現在、多肉植物が、観葉植物として人気が高まるのに比例して、「日向土」の流通量が増えています。


「軽石」とは?

「軽石」は、「かるいし」と読みます。

「軽石」は、「溶岩が急冷する際に、ガスが噴き出してできた、小さな穴がたくさんある岩石」を意味します。

とても軽い石なので「軽石」と呼ばれて、水に浮くという特徴があります。

軽石は、垢落としのために使われることがあり、お風呂場に常備している家庭もあります。


「日向土」と「軽石」の違い

「日向土」「軽石」の違いを、分かりやすく解説します。

「日向土」「霧島系火山帯で採取される、著しく水はけがいい岩石」で、「軽石」は、「溶岩が急冷する際に、ガスが噴き出してできた、小さな穴がある岩石」を意味します。

実は「日向土」も、「軽石」の一種となります。

「軽石」の中で、霧島系火山帯で採取された、排出性がとても高い石だけを、「日向土」と呼ぶという違いがあります。

まとめ

「日向土」「軽石」の違いについて見てきました。

「日向土」も実は「軽石」の一つであるということが分かりました。

「軽石」が示す範囲は幅広いのに対して、産出される地域が限定されているのが「日向土」という違いがあります。

園芸ショップなどで買い物をするときの参考にしてみてはいかがでしょうか。

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