「ギブアンドテイク」と「ギブアンドギブ」はどう違うのでしょうか。
この記事では、「ギブアンドテイク」と「ギブアンドギブ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ギブアンドテイク」とは?
「ギブアンドテイク」とは、「あげることの引き換えにもらうこと」を意味する言葉です。
英語の「give and take」という言い回しが日本語としてそのまま使われているカタカナ語です。
与えることを意味する「give」と受け取ることを意味する「take」が相互に存在すること、つまり何かを与えた代わりに何かを受け取る様子を表します。
一般的には「あげっぱなし、あるいはもらいっぱなしではない同等の関係性」という意味で使われる表現です。
「ギブアンドギブ」とは?
「ギブアンドギブ」とは、「一方的に与えること」を意味する言葉です。
誰かに対してギブ、つまり与えることを繰り返す一方的な関係性を指します。
見返りのない関係性であり通常はメリットがないので行き詰まりますが、評判が上がったり経験を積めたりなど間接的な形で発生するメリットにより関係が続くケースもあります。
「ギブアンドテイク」と「ギブアンドギブ」の違い
「ギブアンドテイク」と「ギブアンドギブ」の違いを、分かりやすく解説します。
「ギブアンドテイク」と「ギブアンドギブ」の違いは「関係性」です。
与えたのと同じ分だけ返ってくる対等な関係が「ギブアンドテイク」で、与えるだけで返ってこない一方的な関係性が「ギブアンドギブ」という違いで区別されます。
元々「ギブアンドテイク」という表現が存在し、それをひねる形で生まれた新しい言い回しが「ギブアンドギブ」です。
「ギブアンドテイク」の例文
・『ギブアンドテイクのビジネスライクな関係だ』
・『ギブアンドテイクで貸し借りを作らない』
「ギブアンドギブ」の例文
・『ギブアンドギブでは搾取と同じだ』
・『親から子への無償の愛はギブアンドギブである』
まとめ
「ギブアンドテイク」と「ギブアンドギブ」は直接的な見返りの有無で区別されます。
日常生活でも耳にする表現なので知っておきましょう。