この記事では、「フラジール」と「フラジャイル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「フラジール」とは?
フラジールとはフランス語のfragileを日本語読みした言葉で、壊れやすいとか脆い、かよわい、はかないといった意味があります。
壊れやすい性質を表していて、貨物などでは割れ物を「fragile」と表現しています。
ラテン語の「frangere」が語源で、「frangere」には「壊れる」という意味があります。
そこから派生して生まれたfragilisが、フランス語になりfragileが生まれたのです。
「フラジャイル」とは?
フラジャイルとは、fragileの英語読みです。
フラジールと同様に、壊れやすいとか脆いといった意味があります。
ただし、本来の発音はフラジャイルよりもフラジャルとかフラジルという方が近いです。
「フラジール」と「フラジャイル」の違い
fragileをフランス語風に読むとフラジールですが、英語風に読むとフラジャイルになります。
そのため意味は同じで、違いはありません。
fragileには壊れやすいとかはかないといった意味があり、曲やアルバムのタイトルなどに使われています。
Every Little Thing のアルバムに「fragile/JIRENMA」がありますが、この場合はフラジールです。
山下達郎もfragile(フラジール)という曲をリリースしています。
また、シンガーソングライターの川本真琴やアイドルグループのTOKIOなどもfragileという曲をリリースしていますが、フラジールではなくフラジャイルと呼んでいます。
人気バンドのMr. Childrenがリリースしたアルバムの中に収録されている曲の1つにもフラジャイルがあります。
まとめ
fragileをフランス語読みしたのがフラジールで、英語読みしたのがフラジャイルになります。
意味に違いはありません。