この記事では、「構いません」と「大丈夫です」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「構いません」とは?
相手が掲示してきた内容に訂正はなく、気にせず受け入れる気持ちを伝えるとき「構いません」【かまいません】といいます。
職場では取引先と商談しているとき、すべて承諾する場合に「その内容で構いません」と言って受け入れるのです。
多少の問題があったとしてもこちらとしては文句がなく、取引をこのまま進めてもいいという気持ちを相手に伝えます。
「大丈夫です」とは?
問題はないと思うとき、相手に対して「大丈夫です」【だいじょうぶです】と伝えます。
まったく問題はなく、このままでも故障したり、事故が起きないと思う人が現状を見て、事を進められると認識した気持ちを表す言葉です。
使い方としては、「玄関の照明を点けたままでも大丈夫です」というように、防犯対策にもなると感じれば消しません。
このように、自分で正しいと感じた場面で使うわけです。
「構いません」と「大丈夫です」の違い
「構いません」と「大丈夫です」の違いを、分かりやすく解説します。
掲示してきた内容について意義は無いとの気持ちを伝えるとき「構いません」と伝えます。
「私どもはいっこうに構いません」といった使い方して、こちら側は相手が伝えてきた方法で十分納得したので、そのやり方で進めて欲しいと承認するわけです。
もう一方の「大丈夫です」はその方法でまったく問題はないと自らが認める気持ちを表します。
普段の生活で頻繁に使う言葉であり、問題が起きて修理したので「大丈夫です」と納得した気持ちを示す言葉です。
「構いません」の例文
・『すべて把握しましたので、そのやり方で構いません』
・『こちらは構いません。○○様の考え方に異論は御座いません』
「大丈夫です」の例文
・『カビの繁殖と湿気防ぐ加工を施すので、大丈夫です』
・『20年以上の経験者が修理するので、心配しなくても大丈夫です』
まとめ
似た言葉を2つご紹介しましたが、どのような場面のときどちらを使えばより意義がない状態を表せるか伝えてみるといいでしょう。