この記事では、「大丈夫です」と「問題ございません」の違いを分かりやすく説明していきます。
「大丈夫です」とは?
不要である、可能である、承諾できる、問題ないなどの意味があります。
「大丈夫」は、必要・不必要、可能・不可能、諾・否を答えたり、問いかけたりするときに使われる言葉です。
また、間違いがないさま、強くてしっかりしているさまという意味もあります。
たとえばAさんが重たい荷物を持っているとします。
それを見たBさんが「大変だろう。
自分が持とう」と思って声をかけました。
Aさんは一人で持つことができるので、Bさんに荷物を持ってもらう必要はありません。
必要ないという意味でこの言葉を伝えます。
今度は別の事柄で説明をします。
Cさんが初めてのことに挑戦をします。
初めてのことなので、一人でやらせてできるだろうかとDさんは心配です。
できそうもないなら自分が手伝おうと思って声をかけました。
Cさんは一人でもできると思っているので、Dさんの力を借りる必要はありません。
そこで、自分でできる、手助けは必要ないという意味でこの言葉を伝えます。
「問題ございません」とは?
困ったことは起こっていない、という意味です。
「問題」には困った事柄という意味があります。
「ございません」は、「ある」の意の丁寧語の「ございます」と、丁寧な打消しの表現の「ません」で構成されています。
「ない」という意味です。
ある仕事を依頼したとします。
その締め切りが明日です。
しかし、相手から何も連絡がありません。
依頼した側は、困ったことが起こっているのではないかと思い、連絡をしました。
相手に困ったことがなければ、この言葉が返ってきます。
「大丈夫です」と「問題ございません」の違い
「大丈夫です」と「問題ございません」の違いを、分かりやすく解説します。
前者は、不要である、可能である、承諾できる、問題ないという意味で、後者は困った事柄は起こっていないという意味です。
問題ないという意味ではどちらも使われています。
後者の方が丁寧な表現です。
まとめ
問題ないという意味が同じで、違いは丁寧さです。