この記事では、「できますように」と「しますように」の違いを分かりやすく説明していきます。
「できますように」とは?
「できますように」とは、「ある行動が可能になることを願う丁寧な表現」という意味です。
自分以外の人が、ある目的を達成しようと行動する際に、成功して欲しい、または実行することを許されて欲しいと伝える表現です。
「できますように」の言葉の使い方
「できますように」は、日常会話でよく使われる表現です。
「できます」は動詞「出来る」の連用形に、丁寧語「ます」が付いた語、「ように」は「様だ」の連用形で、「遠回しに希望の意」を表す語、全体で「できるように」の敬語表現になります。
「出来る」は「そうする能力や可能性がある」「そうすることが許される」という意味があり、その時の場面や、前後の内容よりそう願うことに使われます。
「しますように」とは?
「しますように」とは、「ある事柄が、好ましい結果になることを願う丁寧な表現」という意味です。
人が行動した結果について、成功して欲しいと伝える表現です。
「しますように」の言葉の使い方
「しますように」は、日常会話でよく使われる表現です。
「します」は動詞「する」の連用形「し」に、丁寧語「ます」が付いた語、全体で「するように」の敬語表現になります。
「する」は「ある事・動作・行為などを行う」という意味で、「意図的に行う」「ある状態・結果になるように行う」「ある結果や状態になる」などの意味があり、その時の場面や、前後の内容よりそう願うことに使われます。
「できますように」と「しますように」の違い
「できますように」は「可能性を願う」「許されることを願う」という意味です。
「しますように」は「行うこと願う」「ある状態・結果になること願う」という意味です。
まとめ
今回は「できますように」と「しますように」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。
