「それで合ってます」と「その認識で合っています」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「それで合ってます」と「その認識で合っています」の違いとは?違い

この記事では、「それで合っています」「その認識で合っています」の違いを分かりやすく説明していきます。

「それで合っています」とは?

売上げを計算した人がこの金額は合っているか聞いてきたとき間違いがなければ「それで合っています」【それであっています】と内容を確かめて承認します。

その内容でという意味がある「それで」に間違いがないと認める現在進行形の「合っています」を掛け合わせた言葉です。

相手が掲示した書類内容や合計額は正しいので、そのまま仕事を勧めるよう促します。


「その認識で合っています」とは?

少し内容についてしっかり把握できていない部下が上司に説明してきたとき、本当にこの内容が正しいか目を通し、良ければ「その認識で合っています」【そのにんしきであっています】と答えます。

このように伝える理由には、説明する本人が上司に聞かないといまいち資料内容について理解できていない状態であり、その気持ちを払拭させるためにもしっかり把握する者が認めてあげるわけです。


「それで合っています」と「その認識で合っています」の違い

「それで合っています」「その認識で合っています」の違いを、分かりやすく解説します。

相手が掲示してきた内容にまったく計算ミスもないとき、認める意味を込めて「それで合っています」と伝えます。

もう一方の「その認識で合っています」は説明してくる者に不安があり、本当にこの考え方やまとめ方は大丈夫か聞いてくるとき使う言葉です。

「あたなの考え方は合っている」と認めれば、本人もそのように仕事を勧めていけるようになります。

「それで合っています」の例文

・『設計図に訂正箇所はなく、それで合っています』
・『今年使った諸経費の合計額はそれで合っています』

「その認識で合っています」の例文

・『今回の計画案の内容は、その認識で合っています』
・『新商品の機能性について、その認識で合っています』

まとめ

同じ「合っています」を使った言葉ではありますが、認識という言葉が付くとまた違った意味になってきます。

どの場面で使えばより言葉の意味が通じるか学んでみるといいでしょう。

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