「うかんむり」や「あなかんむり」は色々な漢字に使われている部首です。
この記事では、「うかんむり」と「あなかんむり」の違いを分かりやすく説明していきます。
「うかんむり」とは?
「うかんむり」は宀部(べんぶ)に分類される部首であり、この文字は屋根や家屋を意味するのが特徴です。
「うかんむり」がつく漢字はこの意味に近いものが多く、住宅に関するものや上部を覆っているものを表す漢字も多く存在します。
「うかんむり」の漢字として代表的なものには宅、安、家、宙、宿、室、容、密、寝、寮などがあり、これらは屋根のある建物や住居を表す漢字として多く使われています。
「あなかんむり」とは?
「あなかんむり」とは穴部(けつぶ)に分類される部首であり、こちらは冠を示しています。
「あなかんむり」は洞窟や空洞を示す意味の部首であり、これ以外にも知らないことや未知のことを示す時にも使うことが可能です。
「あなかんむり」の漢字として代表的なものには空、窓、究、突、窃、窒、窟、窮、窯が有名です。
「うかんむり」と「あなかんむり」の違い
この2つは色々な漢字に使われています。
間違えやすい漢字には空があり、こちらは「あなかんむり」に分類されています。
また字は子部に分類されており「うかんむり」は間違いです。
さらに案は木部に分類されており、こちらも「うかんむり」ではありません。
「うかんむり」の例文
・『息子がうかんむりの漢字の練習をしている』
・『うかんむりの漢字は多くて覚えるのが大変です』
「あなかんむり」の例文
・『あなかんむりのある漢字は習字が難しいと思います』
・『あなかんむりの漢字は少ないので、全部書くことができました』
まとめ
この2つの部首は色々な漢字に使われています。
「うかんむり」は屋根や家屋を表す意味があり、これを使った漢字も同じような意味のものが多く存在します。
「あなかんむり」は洞窟以外にも未知のことを示す意味があるのが特徴です。