iPhoneなどのスマホのパッケージの箱の裏には番号がいくつか書かれていますが、その中に「IMEI」とは「IMEI1」というものがあります。
それでは、この「IMEI1」とはどういう意味でしょうか。
また、「IMEI2」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「IMEI1」と「IMEI2」の違いを分かりやすく説明していきます。
「IMEI1」とは?
「IMEI」とは「International Mobile Equipment Identifier」の略で、国際移動体機器識別番号のことです。
つまり、スマホなど4gや5gの回線に接続する機能を持っている機器には必ず振られている番号で、これによって個々の機器を識別します。
その「IMEI」の中で「IMEI1」とは、1つ目のIMEIの番号のことを示す言葉です。
多くの場合は「IMEI1」ではなく、単に「IMEI」と記述されています。
「IMEI2」とは?
「IMEI2」とは、同様に「IMEI」の中でも2つ目のIMEIの番号のことを示す言葉です。
最近のスマホなどの多くの機種は「IMEI2」を持っており、パッケージの箱の裏などに記載されています。
「IMEI1」と「IMEI2」の違い
「IMEI1」と「IMEI2」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、移動体通信機器につけられた固有の番号であることは同じですが、何に対してのものかが違います。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、2つ以上のSIMを使用できる機器において、最初のSIMにつけられたのが「IMEI1」であり、2つ目のSIMにつけられたのが「IMEI2」ということになります。
したがって、セルラー通信が可能なスマホなどにおいては、現在多くの機種が物理SIMとeSIMが使用できるようになっているので、この場合は必ず「IMEI2」の番号が存在します。
「IMEI1」の例文
・『IMEI1は通常IMEIとだけ記載されています』
・『IMEI1は最初のSIMと対応した番号で、すべての移動体通信端末にはつけられています』
「IMEI2」の例文
・『IMEI2は最新のiPhoneにはつけられています』
・『IMEI2の番号はIMEI1とは違うものです』
まとめ
この記事では、「IMEI1」と「IMEI2」の違いを、解説してきました。
ここまでの説明で、3つのSIMが使えるスマホの場合はどうなるのかとい疑問が出てきそうです。
しかし、j実際には待ち受けに使用できるSIMは2つまでという仕様があるため、iPhone13などのようなトリプルSIMのモデルであっても2つまでしか有効にすることは出来ません。
このような機器は国内ではメインとサブのSIMを切り替えて使用し、海外用の現地のeSIMを設定して、渡航時のみそれを使用するというような使い方をします。