バイクなどのパワーを計る際に使われる単位には「馬力」や「cc」があります。
この記事では、「馬力」と「cc」の違いを分かりやすく説明していきます。
「馬力」とは?
「馬力」とは効率を表す時に使う単位であり、こちらは馬一頭が発揮する力を元に作られました。
「馬力」は馬が発揮する仕事率を元にしており、これは英馬力と仏馬力に分類することが可能です。
前者はヤードポンド法を単位にしており、後者はメートル法を単位にしています。
日本の計量法ではメートル法を使う仏馬力を使用しており、1馬力は735. 5ワットに定義されています。
バイクの出力を表す時にも「馬力」を使うことが可能です。
スクーターなどの軽い「バイク」は約4から7馬力の出力となっています。
「cc」とは?
「cc」とは体積の単位を表す立方センチメートルを表す言葉であり、様々なものの測定に使われています。
「cc」はバイクの排気量を表す時にも使われており、こちらの値は常に一定となっています。
バイクは排気量によって種類が分類されており、50cc以下のものは原動機付自転車、50ccから400ccまでのものは普通自動二輪車、400cc以上のものは大型自動二輪車に区分されます。
「馬力」と「cc」の違い
「馬力」は仕事率を表す言葉であり、バイクの場合はエンジンの状態によって変化します。
「cc」は立方センチメートルを表す言葉であり、バイクの排気量を表す時にも使います。
「馬力」の例文
・『レーシング用のバイクは馬力が凄い上に格好いいと思います』
・『100万馬力を持ったロボットが主人公です』
「cc」の例文
・『50ccのスクーターを通学に使っています』
・『150ccのバイクでもかなり快適なので、コスパ的にもおすすめです』
まとめ
「馬力」や「cc」はバイクのスペックを表す単位としてよく使われています。
「馬力」はエンジンの状態によって変化するものであり、「cc」は常に一定の値を示します。