この記事では、「感心しない」と「いただけない」の違いを分かりやすく説明していきます。
「感心しない」とは?
「感心しない」の意味は以下の通りです。
1つ目は「立派だ、良い、優れていると思えないこと」という元の意味です。
2つ目は転じて「ある事柄に賛同・納得できない気持ちのこと」という意味です。
「感心しない」の言葉の使い方
「感心しない」は、ある事柄や、相手の言動・考え方などについて、良いと思えない気持ちを表す時に使われます。
「感心」は「りっぱな行為や、すぐれた技量に心を動かされること」という意味、「しない」は動詞「する」の連用形「し」に、否定の助動詞「ない」が付いた語です。
「立派とは思わない」「心を動かされない」から転じて、「賛同・納得できない」という意味で使われています。
「いただけない」とは?
「いただけない」の意味は以下の通りです。
1つ目は、「あるものをもらうことができない」という元の意味です。
2つ目は転じて「ある事柄に、賛同・納得できない気持ちのこと」という意味で、上記で紹介した「感心しない」と同じです。
「いただけない」の言葉の使い方
「いただけない」は、ある事柄や、相手の言動、考え方などについて、受け入れられない気持ちを表す時に使われます。
「いただけ」は動詞「もらう」の謙譲語「いただく」の可能形「いただける」の連用形に、否定の助動詞「ない」が付いた語です。
「もらえない」「受け入れられない」から転じて「賛同・納得できない」という意味で使われています。
「感心しない」と「いただけない」の違い
「感心しない」は「立派とは思わない」「心を動かされない」から転じて、「賛同・納得できない」という意味です。
「いただけない」は「もらえない」「受け入れられない」から転じて「賛同・納得できない」という意味です。
まとめ
今回は「感心しない」と「いただけない」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。