「ついでに」と「兼ねて」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ついでに」と「兼ねて」の違いとは?違い

同じようなニュアンスの言葉として「ついでに」「兼ねて」があります。

2つの言葉にはどのような意味の違いがあるのでしょうか。

この記事では、「ついでに」「兼ねて」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ついでに」とは?

「ついでに」とは、「物事を実行する機会を利用して他の物事を一緒に行うこと」を意味する言葉です。

Aという物事が実行される際、実行されるAの機会や労力を利用してBという別の物事にかかわる様子を表します。

一般的にはその機会を利用して一緒にやることを意味する言葉で買い物に出かけるのを利用して郵便物を投函する、新聞を取りに玄関まで出るのに合わせて戸締まりする、など「大きな手間に乗じて小さな手間を果たすこと」を指します。


「兼ねて」とは?

「兼ねて」とは、「2つ以上の役割や意味を持たせること」を意味する言葉です。

物事が持つ本来の価値に別の価値を加え複数の役割や意味を持たせる様子を表します。

ある物事が別の物事の役割や意味も担っている様子に対して用いる表現です。


「ついでに」と「兼ねて」の違い

「ついでに」「兼ねて」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも1つで2つ以上の様子を表す言葉ですが「ついでに」がメインの物事に従属する形で別の物事が付帯するのに対し「兼ねて」は1つの物事が同等の役割や意味を複数有している、という違いで区別されます。

「ついでに」は同時に行われる複数の物事に明確な価値の違いがありますが「兼ねて」には特に上下の区別がありません。

「ついでに」は行為に合わせて別の行為を実行する「動作」を表す表現で「兼ねて」は複数の役割や性質を有している「状態」を表す、という違いでも区別できます。

「ついでに」の例文

・『出張のついでに観光してきた』
・『パンを買うついでに牛乳も買った』

「兼ねて」の例文

・『取材と遊びを兼ねて北海道を旅行する』
・『プロデューサーとディレクターを兼ねている』

まとめ

「ついでに」「兼ねて」は明確に区別して使われる表現です。

言葉のニュアンスを正しく理解して使い分けてください。

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