この記事では、「ISTP」と「INFP」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ISTP」とは?
ISTPは、マイヤーズ・ブリッグスタイプ指標という性格診断テストによって分類される性格タイプの1つを表すのです。
内向型のIntrovertedに、感覚型を表すSensing、思考型のThinkingと、知覚型であるPerceivingの頭文字を取り、成立したのがこのISTPという言葉となっています。
日本語で巨匠型とも言われるこの性格タイプは、事実を元にした冷静な判断力を持ちつつ、強い好奇心も持っているのです。
そのためISTPの人は、エンジニアや検査官、建築作業員の様に、実務的かつ知的な刺激が得られる職業に向いています。
「INFP」とは?
INFPは、マイヤーズ・ブリッグスタイプ指標により分類可能な16種類の性格タイプの1種です。
そんなINFPは、内向型を示す英語のIntrovertedに、直感型のIntuitive、更に感情型であるFeelingに、知覚型のPerceivingの4つの性質から誕生する性格タイプであるため、それそれの英語の頭文字を取って組み合わせた言葉となっています。
仲介者型とも呼ばれており、加えて全人口においてこの性格タイプはかなり少数派で、内向的かつ直感的な気質の持ち主であるため、コピーライターやフォトグラファー、デザイナー等のクリエイティブな仕事に向いているのです。
「ISTP」と「INFP」の違い
ISTPとINFPの文字表記の見比べを行ってみると、STとNFという文字の違いがある事に気付けます。
逆に言えばIとPの文字は共通している上に、共にマイヤーズ・ブリッグスタイプ指標で分類されている性格タイプを表す言葉です。
とはいえ性格の特徴には違いが見られ、ISTPは巨匠型とも言われ、冷静かつ的確な判断力があるので、検査官とか技術者といった職業に向いています。
もう一方のINFPは、仲介者型とも呼ばれるかなり少数派の性格タイプで、内向的で直感を重視する性格であるため、デザイナーの様なクリエイティブな職業に向いているのです。
まとめ
2つの言葉には共通する文字があるだけでなく、共に性格診断テストによって分類される性格タイプを指し示す言葉となっています。
ただし性格的な特徴に相違点もあり、ISTPは好奇心旺盛で冷静な判断力を有しているため、エンジニアや建築作業員といった職業に向いた性格に対して用いる言葉です。
対するINFPは、内向的で直感的な気質なので、フォトグラファーや編集者、コピーライターの様なクリエイティブな仕事に向いた性格に対して、使用すべき言葉となっています。