この記事では、「墓碑」と「墓石」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「墓碑」とは?
苗字が彫られた石塔の部分を「墓碑」【ぼひ】といいます。
人々が参拝に訪れたとき、○○家と名前が彫られている縦長な石塔の前に立ち、両手を合わせてご先祖様に近況報告したり、日々の感謝を伝えるためその前に立つ一番目立つ石の部分を指すのです。
この「墓碑」には故人が亡くなった没年月日と戒名、享年、俗名が雨風で薄れないようくっきり刻みます。
埋葬されている石版を指し、訪れた人が分かりやすいよう刻まれる石塔を指すわけです。
なかには生前に縁がある言葉を刻む「墓碑」もあります。
「墓石」とは?
墓所の上にある石塔までの全体を指すのが「墓石」【ぼせき】です。
上代州大を指す言葉でもあり、墓地の石板も含めて墓の石と書いて「墓石」と言います。
昔は石塔に故人の名前を刻んでいましたが、現在ではその家の名を真正面に彫るようになりました。
現在では竿石へ個別に戒名してから彫刻するようになっています。
年配者の間では昔から選ばれている縦長の和型の墓で、御影石から小松石、大島石など50もの種類があり、個性を尊重して選べるのが魅力です。
最近は洋風のアーチ型「墓石」が若い人の間で指示されています。
「墓碑」と「墓石」の違い
「墓碑」と「墓石」の違いを、分かりやすく解説します。
故人の苗字や名前、メッセージ、戒名、没年月日などが書かれている「墓碑」は、一番上にある石塔を指します。
土台の上にのっていて、文字が彫られているお墓を指すわけです。
○○家と大きく目立つように彫られている石塔を指し、参拝者に一番目につく石部分を指します。
もう一方の「墓石」は区画整理された部分に建つ石全体を指す言葉であり、上代州大から上にかけてすべてが対象となるものです。
故人の情報が刻まれている石版まで含まれます。
まとめ
同じ墓を指しますが、石塔のみか、上代洲大から参拝者が手を合わせる石までを意味するかの違いがあります。
「墓石」専門業者の公式サイトや、墓地で異なる点を比較してみるといいでしょう。