この記事では、「一次関数」と「二次関数」の違いを分かりやすく説明していきます。
「一次関数」とは?
「一次関数」の式はy=ax+b。
この際のaは比例定数(傾き)。
Bは切片となります。
この式を基に「一次関数」をグラフで表した場合は直線になります。
変化の割合は一定で、a>0で右上がりに。
a<0で右下がりのグラフになります。
このことから、「一次関数」の場合、yはプラスにもマイナスにもなるということになります。
また、平行の場合の傾きは同じといった特徴もあります。
「二次関数」とは?
「二次関数」の式はy=ax2。
この際のaは比例定数となります。
この式を基に「二次関数」をグラフで表した場合は原点を通る曲線になります。
変化の割合は一定ではなく、y軸に対象となる「二次関数」。
a>0で上に開き、a<0で下に開くグラフになります。
そのほか、「二次関数」のグラフの特徴としては、aの絶対値が大きくなるとグラフの開きは小さくなり、aの絶対値が同じ符号になるとx軸に対称となります。
「一次関数」と「二次関数」の違い
「一次関数」と「二次関数」の違いを、分かりやすく解説します。
「一次関数」と「二次関数」の主な違いは3つあります。
1つ目は式の違いです。
「一次関数」の式は、y=ax+b。
「二次関数」の式は、y=ax2。
「二次関数」の式は二乗になっている点が大きな違いになります。
つまり、「一次関数」の式は一次式の関数。
「二次関数」の式は二次式の関数ということになります。
2つ目がグラフの形です。
「一次関数」のグラフは直線になるのに対し「二次関数」のグラフは曲線です。
最後、3つ目は「一次関数」の場合はyの値はマイナスにもプラスにもなる点です。
「二次関数」の場合は、yの値はプラスのみとなります。
以上、主に3つの違いがあります。
まとめ
以上が、「一次関数」と「二次関数」の違いです。
同じ関数と言っても、式やグラフが全く異なるものとなります。