白色の種類として「ピュアホワイト」と「パールホワイト」があります。
2つの白色にはどんな違いがあるのでしょうか。
今回は、「ピュアホワイト」と「パールホワイト」の違いを解説します。
「ピュアホワイト」とは?
「ピュアホワイト」とは、「混じり気のない白色」を意味する言葉です。
「ピュアホワイト」の使い方
全ての可視光線が混じった時に現れる色のことを「白色」または「白」といいます。
白色の中でも全く混じり気のない最も純粋な白色のことを「ピュアホワイト」と呼びます。
自然界にはさまざまな白色が存在しますがどの白色にも何らかの特徴があり本当の意味での「ピュアホワイト」は存在しません。
一般的に「ピュアホワイト」という場合は塗料など人工的に作られる白色のうち限りなく純粋な白色に近い色を指す意味で使われています。
「パールホワイト」とは?
「パールホワイト」とは、「真珠のような白色」を意味する言葉です。
「パールホワイト」の使い方
アコヤ貝や白蝶貝など一部の貝類からとれる宝石を「真珠」といいます。
真珠は貝から分泌される成分が貝の中に埋め込んだ真珠核をコーティングしてできる宝石です。
真珠には黒色や金色のものもありますが、最も一般的なのは独特のテリで輝く白色の白真珠です。
美しい光沢で輝く真珠のような白色のことを「パールホワイト」といいます。
「ピュアホワイト」と「パールホワイト」の違い
「ピュアホワイト」と「パールホワイト」の違いは「輝き」です。
「ピュアホワイト」は混じり気のない純粋な白色なのに対し「パールホワイト」は真珠を思わせる美しい光沢を放つ白色を指します。
「ピュアホワイト」は白そのものを表す色ですが「パールホワイト」には真珠という明確なモデルがある、という違いでも区別できます。
「ピュアホワイト」の例文
・『ピュアホワイトは清潔な印象だ』
・『外壁をピュアホワイトに塗る』
「パールホワイト」の例文
・『ボディをパールホワイトで塗装する』
・『パールホワイトは輝きが命だ』
まとめ
「ピュアホワイト」と「パールホワイト」は同じ白でもまったく別の色です。
白色には他にもさまざまな種類があるので違いを知っておきましょう。