この記事では、「バスソルト」と「入浴剤」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バスソルト」とは?
ハーブやアロマを天然塩と配合した固体や粉末を、お風呂に入れて楽しむヘルスケアアイテムが「バスソルト」です。
天然塩に含まれるミネラルが発汗を促し新陳代謝を高める効果が期待できます。
また、ハーブやアロマの心地よい香りから癒し効果を得ることができます。
「入浴剤」とは?
香料や薬用成分を配合した固体や粉末を、お風呂に入れて楽しむヘルスケアアイテムが「入浴剤」です。
日本における法令では、浴用化粧品、医薬部外品、医薬品のいずれかに該当しますが、市販品の多くは医薬部外品となっています。
身体の芯から温まり、お好みの香りを楽しみながらバスタイムを満喫できます。
「バスソルト」と「入浴剤」の違い
大きな違いは、「バスソルト」は医薬部外品ではなく、「入浴剤」は医薬部外品が一般的であることです。
医薬部外品は、成分や効能の表示が義務付けられているため、「入浴剤」のパッケージには必ずその記載があります。
一方で、「バスソルト」はそういった表示義務はありません。
また、「バスソルト」と「入浴剤」のどちらにも、ハーブやアロマが配合されている商品が多いのが特徴で、香りによるリラックス効果が期待できます。
人によって香りの好みも多種多様であるため、メーカーは多くの商品ラインナップを用意しています。
「バスソルト」は、お洒落なブランドが多く取り扱っており、硫黄を多く含む「ピンクソルト」というは、温泉気分を味わえる商品としてとても人気があります。
日本で初めて発売された入浴剤は、1897年の「くすり湯 浴剤中将湯」であると言われています。
1930年にアース製薬が発売した「バスクリン」は大ヒット商品で、1983年には花王が発売した「バブ」が大ヒットとなっています。
まとめ
いかがでしたか。
「バスソルト」と「入浴剤」は、どちらもバスタイムを楽しむためのヘルスケアアイテムで、「入浴剤」は医薬部外品であることが分かりました。
シチュエーションに合わせてうまく使い分け、バスタイムを優雅に楽しんでみてください。