「アオザイ」と「チャイナドレス」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「アオザイ」と「チャイナドレス」の違いとは?違い

この記事では、「アオザイ」「チャイナドレス」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「アオザイ」とは?

スリットが左右の腰部分から下に大きく入っているのが「アオザイ」といい、“Ao dai”と書きます。

長いズボンは裾が広がる形を採用し、上と下は別々になっているベトナムのドレスであり、儀式や祭りといった場面で女性が着る民族衣装です。

学校の制服としても着られているこの衣装は、清朝中国のチーパオが起源の上半身はほっそりしています。

薄手の生地を色違いで2枚重ねるのが一般的であり、首元には襟が付いているため引き締め感が強く出ている衣装です。

元々はチャイナドレスが原型になっていて、気品と優雅さを兼ね備えています。


「チャイナドレス」とは?

太ももの部分から大きくスリットが入る「チャイナドレス」は、歩くたび脚が少し見えて色っぽく着られる中国の衣装です。

半袖や長袖と2種類の長さがあり、女性が着る衣装になります。

全体的にほっそりした形状であり、体型を強調できる中国の清時代に満州族が着ていた服が現在では儀式や集まりで着られている服です。

襟は立てたデザインになり、胸元は強調させ、腰はほっそり細く仕上げられています。

元々は男性が戦争のときに着ていた服のチーパオからきていて、大きくスリットを入れて馬に跨りやすくした衣装です。


「アオザイ」と「チャイナドレス」の違い

「アオザイ」「チャイナドレス」の違いを、分かりやすく解説します。

ベトナムの北部で「アオザイ」と呼ぶ民族衣装で、裾が広がったズボンの上に長上着を着た体の形が分かるほど細身に作られた服です。

襟が付いていて、色違いのズボンと上着を着重ねているため、歩けばひらりと下の生地の色が見えて下半身がお洒落に見えます。

フランスの植民地に現在の形状となっていて、腰回りや袖口に余裕があるためゆったりしている服です。

もう一方の「チャイナドレス」は中国の女性が着る民族衣装であり、上半身から太ももにかけて体型にフィットするところが色気を出せます。

色は赤や緑、黄色、白とくっきり出たものが多く、細かい刺繍が施されている1枚の布からできている服です。

「アオザイ」は2枚の生地を重ねて着るもので、淡い水色や黄色、白があり、他には赤、黒、青と高貴な印象の色も揃う、ベトナムの花刺繍が施されています。

まとめ

民族を代表する衣装を2つ取り上げましたが、形状や色、刺繍に違いがあります。

専門店のサイトや店舗で比較して、異なる点を調べてみましょう。

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