「過去形」と「過去完了形」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「過去形」と「過去完了形」の違いとは?違い

この記事では、「過去形」「過去完了形」の違いを分かりやすく説明していきます。

「過去形」とは?

「過去形」「かこけい」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「文法で、過去の動作・状態を表す文型のこと」という意味です。

過去に起きたということを表現するだけで、その事柄が現在も続いているのか、既に終わっているのかまでは含まれません。

2つ目は転じて「既に終わってしまったことのたとえ」という意味です。


「過去形」の言葉の使い方

「過去形」は文法用語として使われます。

日本語では「〜た・〜した・〜だった」など「た」で終わる文章を表し、英語ではbe動詞の過去形である「was/were」や動詞の過去形で表現されます。

基本的に、過去にあった事柄を、その時点だけで述べる表現で、その後どうなったのかまでを表す言葉ではありません。


「過去完了形」とは?

「過去完了形」「げんざいかんりょうけい」と読みます。

意味は「英文法で、過去にあることが起きて、その状態が今も続いていることを表す文型のこと」という意味です。

過去に起きたことや、その状態が現在にも及んでいることを表します。

「過去完了形」の言葉の使い方

「過去完了形」は英文法用語として使われます。

「have/has+過去分詞」が使われます。

英語の動詞は過去形と過去分詞形で、不規則変化するものも多く、個々に覚える必要があります。

あることが起きて、現在までその影響が及んでいることを相手に伝える時に使われます。

英語にのみ使われる表現で、日本語には使われません。

「過去形」と「過去完了形」の違い

「過去形」「文法で、過去の動作・状態を表す文型のこと」、転じて「既に終わってしまったことのたとえ」です。

「過去完了形」「英文法で、過去にあることが起きて、その状態が今も続いていることを表す文型のこと、日本語にはない」です。

まとめ

今回は「過去形」「過去完了形」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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