「運転見合わせ」と「遅延」の違いとは?分かりやすく解釈

「運転見合わせ」と「遅延」の違いとは?違い

この記事では、「運転見合わせ」「遅延」の違いを分かりやすく説明していきます。

「運転見合わせ」とは?

「運転見合わせ」「うんてんみあわせ」と読みます。

意味は、「交通機関において、通常通りに運行することを一度中止して、状況の成り行きを見守ること」です。

状況次第で運行を再開することもあれば、いつ再開するのか目処が立たないこともあります。


「運転見合わせ」の言葉の使い方

「運転見合わせ」は交通用語として使われます。

「運転」「大きな機械を作動させること」「列車や自動車などを操作して走らせること」という意味、「見合わせ」は動詞「見合わせる」の連用形が名詞化した言葉で「互いに見交わす」から転じて「事情を考慮し実行するのを差し控えて様子を見る」という意味、「運転見合わせ」「電車やバスなどで問題が発生したときに、運行を差し控えて様子を見ること」になります。

電車やバスなどが、悪天候や災害などにより、一時運行を中止して状況の変化を見たり、設備を点検するために行われ、いつ再開するかはっきりしていない時に使われます。


「遅延」とは?

「遅延」「ちえん」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「予定された期日や時間に間に合わないこと」という意味です。

2つ目は「ものごとが長引くこと」という意味です。

「遅延」の言葉の使い方

「遅延」は名詞として「遅延する・した」「遅延証明」などと使われます。

「遅」「おく(れる)」とも読み「予定の時間を過ぎてしまう」「進み具合がぐずぐずしている」という意味、「延」「の(びる)」とも読み「時間が予定より長びく」という意味、「遅延」「予定の時間より長引いて過ぎてしまうこと」「進み具合がぐずぐずして長引くこと」になります。

交通機関に使われる場合、電車やバスなどが、遅れてはいるが運行されている時に使われます。

「運転見合わせ」と「遅延」の違い

「運転見合わせ」「電車やバスなどで問題が発生したときに、運行を差し控えて様子を見ること、再開するかは分からない」です。

「遅延」「交通機関に使われる場合、電車やバスなどが予定の時間より長引いて過ぎてしまうこと、運行はされている状態」です。

まとめ

今回は「運転見合わせ」「遅延」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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