この記事では、「湯田中温泉」と「渋温泉」の違いを分かりやすく説明していきます。
「湯田中温泉」とは?
湯田中温泉とは、長野県下高井郡山ノ内町にある温泉地のことをいいます。
湯田中温泉は天智天皇の時代に開湯したとされ、1300年以上という古い歴史を持つ温泉です。
ホテルや旅館などが十数軒存在しており、規模は小さいですが温泉街が形成されています。
湯田中温泉は、湯田中・新湯田中・星川・穂波・安代といった5つの地区に分かれていて、それぞれ源泉があります。
この中の湯田中のみを湯田中温泉とし、他の4つの地区の温泉とは区別することもあるようです。
「渋温泉」とは?
渋温泉も長野県下高井郡山ノ内町にある温泉地です。
横間瀬川の支流である横湯川沿いに温泉街が形成されており、レトロな雰囲気が漂う温泉街になっています。
石畳の道の脇に昔ながらの木造建築の旅館が軒を連ねており、共同浴場も複数存在します。
渋温泉の開湯はおよそ1300年前とされ、僧侶の行基が開湯したといわれています。
行基が全国を行脚している際に発見したのが渋温泉です。
外湯めぐりが有名で、一番湯から九番湯まであります。
「湯田中温泉」と「渋温泉」の違い
湯田中温泉も渋温泉も長野県下高井郡山ノ内町にある温泉地です。
湯田中温泉と渋温泉は隣り合っており、近い距離にあります。
湯田中温泉の方が駅に近く、ホテルなど近代的な宿泊施設が多いです。
渋温泉には昔ながらの木造建築の宿が多、レトロな雰囲気が漂っています。
また、湯田中温泉や渋温泉を含め、湯田中渋温泉郷といわれることもあります。
その際には同じ長野県下高井郡山ノ内町にある上林温泉や地獄谷温泉等も含まれます。
まとめ
湯田中温泉と渋温泉はどちらも長野県下高井郡山ノ内町にあり、隣り合う温泉地です。
湯田中温泉の方が駅から近い場所にあり、近代的な宿が多くあります。
渋温泉はレトロな雰囲気の温泉地で、昔ながらの木造建築の宿が多いです。