「ラペ」と「マリネ」の違いとは?分かりやすく解釈

「ラペ」と「マリネ」の違いとは?違い

この記事では、「ラぺ」「マリネ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ラぺ」とは?

ラぺとはフランス語の「raper」をそのまま日本語にした言葉で、「おろす」という意味があります。

「千切り」「細切り」を表す場合もあります。

ラぺといば、フランスの家庭料理のキャロットラペが有名です。

キャロットラペはニンジンを使ったサラダで、ニンジンの皮をむきチーズグレーターと呼ばれるチーズおろし器を使っておろします。

繊維を損なうことなく、調味料が馴染みやすくなります。

また、包丁やスライサー等で千切りにする場合もあります。

塩で軽く漬けてからオリーブオイルやマスタード、ハーブ等で和えたものがキャロットラぺになります。


「マリネ」とは?

マリネとは、肉や魚介類、野菜などを酢やレモン汁、ワインといった調味液に漬けこむ調理法とその料理のことをいいます。

フランス語の「marine」が語源ですが、フランスではマリネではなく「marinade(マリナード)」と呼ばれています。

サーモンやエビ、タコなどシーフードを使ったマリネがよく知られています。

マリネは前菜やおつまみなどに用いられることが多いです。

ただし、肉を調味液に漬けこんでマリネにし、焼いたり煮込んだりすることもあります。


「ラぺ」と「マリネ」の違い

ラぺは食材の切り方を表す言葉で、おろし器でおろしたものや千切り、細切りのことをいいます。

マリネは調味液に漬けこむ調理法のことを表しています。

キャロットラぺは、ニンジンをラぺにしたものをマリネしたサラダになります。

そのためラぺでもあり、マリネともいえます。

また、マリネには、ラぺではなく食材を大きめにカットしているものもあります。

まとめ

ラぺはおろし器でおろしたり、包丁やスライサーで千切りにしたものをいいます。

マリネは調味液で漬けこむ調理法とその料理を表しており、ラぺをマリネした料理もあります。

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