この記事では、「ヒメモンステラ」と「モンステラ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ヒメモンステラ」とは?
ヒメモンステラは、姫モンステラとも表記される事もある言葉です。
植物界では余り大きくならない品種を、ヒメと呼ぶ事から、余り大きくならないモンステラという意味で、このヒメモンステラの言葉が誕生しました。
そのためヒメモンステラは、モンステラという植物の中で葉が小さく大きくならない植物を示す言葉ですが、実際はモンステラに良く似た小さな植物もこう呼ばれていたりするため、小型のモンステラやモンステラに似た小型植物の総称です。
「モンステラ」とは?
モンステラは、Monsteraとも表記可能な言葉となっています。
ラテン語で怪物や異常といった意味を持つ語が由来とされており、葉に出来る穴等の独特な形状からこの様な名が付けられたのです。
そんなモンステラは、サトイモ科モンステラ属に分類される蔓性植物を表します。
観葉植物として温室で栽培されており、葉は厚く羽状の切り込みや穴があるという独特な形をしているのです。
「ヒメモンステラ」と「モンステラ」の違い
ヒメモンステラとモンステラの文字表記を比較すると、最初にヒメの文字が付くか付かないかの違いがある事に気付けます。
所がどちらも植物の名前を表現する言葉であり、形状も似ているのです。
それもそのはずで、ヒメモンステラは元々、サトイモ科モンステラ属の蔓性植物であるモンステラの大きくならない種を示す言葉となっています。
とはいえ実情は、小型のモンステラだけでなく、別種のモンステラに似た植物もヒメモンステラに含めたりするので、モンステラに似た小型植物の総称となっているのです。
まとめ
2つの言葉は、ヒメが付くか付かないかの違いしかありません。
しかもどちらも植物を指し示す言葉であり、モンステラは、サトイモ科モンステラ属の蔓性植物を表す言葉です。
対するヒメモンステラは、本来はモンステラの中で、大きく育たないものを示す言葉でした。
ですが実際は、別の種も含める事があるので現在では、モンステラに似た小型の植物の総称という意味で、ヒメモンステラの言葉が利用されているのです。