この記事では、「ドットサイト」と「ダットサイト」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ドットサイト」とは?
「ドットサイト」とは、「光学照準器の一種」を意味する言葉です。
英語では“dot sight”と表記されます。
光像式の一種であり、照準用の光像の点(ドット)を指して、「ドットサイト」と呼ばれているのです。
LEDの光を利用して、疑似的な照準をレンズへと投影する仕組みとなっています。
ちなみに、赤色のドットが表示されるものは「レッドドットサイト」と呼ばれます。
「ドットサイト」の言葉の使い方
「ドットサイト」は名詞として使われています。
「ダットサイト」とは?
「ダットサイト」とは、先述した「ドットサイト」と同じく「光学照準器の一種」を意味する言葉です。
英語でも同じく“dot sight”と表記されます。
「ダットサイト」の言葉の使い方
「ダットサイト」は名詞として使われています。
「ドットサイト」と「ダットサイト」の違い
結論から述べると、「ドットサイト」と「ダットサイト」は同義語であり、元の英語である“dot sight”の“dot”を「ドット」と読むか「ダット」と読むかの違いです。
英語の発音的には「ダットサイト」のほうが近いですが、ゲームなどでは「ドットサイト」の呼び方が主流となっています。
「ドットサイト/ダットサイト」のメリットは素早く照準を合わせることができる点です。
普通の銃の照準は2つの照準と目標の3つを合わせる必要がありますが、「ドットサイト/ダットサイト」は覗いた瞬間にレンズへ映し出された光点を目標に合わせれば良いだけなので、より素早く狙いを定めることが可能なのです。
また、「ドットサイト/ダットサイト」の光点は光っているので、暗い場所でも目標に照準を合わせることができます。
反面、「ドットサイト/ダットサイト」は電動式なので、電池が切れると当然使うことができません。
また、泥や雨でレンズが汚れてしまった場合、狙いの精度が落ちてしまうというデメリットも挙げられます。
まとめ
「ドットサイト」と「ダットサイト」はどちらも「光学照準器の一種」のことであり、2語は同義語の関係に当たるということでした。