この記事では、「タートルネック」と「モックネック」の違いを分かりやすく説明していきます。
「タートルネック」とは?
「タートルネック」とは、「トップスのデザインのひとつで、襟元部分が長く、折り返したり、縮めたりして、首をすっぽりと覆うもののこと」です。
顎の下の部分まで襟があるデザインで、冬場に首を保温したり、首の筋や衰えなどを隠す効果があります。
「タートルネック」の言葉の使い方
「タートルネック」はファッション用語として使われます。
英語の「turtle neck」が日本語化した言葉で、「turtle」は「カメ」という意味、「neck」は「首」「襟」という意味、「タートルネック」で「とっくり襟」という和訳があります。
カメの首の様に襟が長く伸びていることから名づけられました。
ちなみに、襟が長くても折り返しがないものは「ハイネック」と呼ばれています。
「モックネック」とは?
「モックネック」とは、「トップスのデザインのひとつで、襟元に少しだけ高さのあるもののこと」です。
襟元が少し立っていて、首元が見えない程度であるが、ハイネックやタートルネックより低く、首がほぼ見えるデザインのものを表します。
「モックネック」の言葉の使い方
「モックネック」はファッション用語として使われます。
英語の「mock turtle neck」が日本語化して略された語で、「mock」は「偽物の」「見せかけの」「模造品」「まがい物」という意味、「モックネック」で「タートルネックに寄せてあるがそうでないデザイン」になります。
ちなみに、現在では「ハイネック」とほぼ同じ意味で使われることもあります。
「タートルネック」と「モックネック」の違い
「タートルネック」は「襟元部分が長く、折り返したり、縮めたりして、首をすっぽりと覆うデザイン」です。
「モックネック」は「襟元に少しだけ高さのあるデザイン」です。
まとめ
今回は「タートルネック」と「モックネック」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。