不動産売買の「商談中」と「成約済」の違いとは?分かりやすく解釈

「商談中」と「成約済」の違いとは?違い

この記事では、不動産売買の「商談中」「成約済」の違いを分かりやすく説明していきます。

不動産売買の「商談中」とは?

「商談中」「しょうだんちゅう」と読みます。

意味は、「ある不動産について、既に購入を検討する人がいて、売り主に購入申し込み書を提出している状態」です。

不動産取引においては、購入希望者が業者や売り主に「購入申込書」を提出して、諸条件を整えてから契約します。

「商談中」はその「購入申込書」を提出した段階で、売り主が買い主を検討している状態です。

買い手を決めるのは申し込み順ですが、「購入申し込み」は法的な拘束力はなく、キャンセルが可能です。

また、優先順位が下であっても、よりい条件を提示すれば優位になる可能性もあります。


不動産売買の「商談中」の言葉の使い方

「商談中」は名詞・形容動詞として「商談中だ・である」「商談中物件」などと使われます。

「商」「あきない」とよも読み「商売する」という意味、「談」「話す」という意味、「中」「物のまんなか」「ものごとの進行のなかほど」という意味、「商談中」「商売を決める話し合いのなかほど」になります。


不動産売買の「成約済」とは?

「成約済」「せいやくずみ」と読みます。

意味は「ある不動産について、売買契約が成立した状態」です。

不動産取引において、売り主・買い主双方が売買契約書に署名・押印を済ませて、買い主から売り主へ手付金が支払われたことです。

この段階で法的拘束力が発生し、業者の営業活動は終了になります。

不動産売買の「成約済」の言葉の使い方

「成約済」は名詞・形容動詞として「成約済だ・である」「成約済物件」などと使われます。

「成」「な(る)」とも読み「なしとげる」「出来上がる」「作り上げる」という意味、「約」「取り決め」という意味、「済」「仕上げる」「終わらせる」という意味、「成約済」「取り決めが交わされて仕上がること」になります。

不動産売買の「商談中」と「成約済」の違い

「商談中」「商売を決める話し合いのなかほど」です。

「成約済」「取り決めが交わされて仕上がること」です。

まとめ

今回は不動産売買の「商談中」「成約済」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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