この記事では、ゲームの「HP」と「MP」の違いを分かりやすく説明していきます。
「HP」とは?
「HP」とはキャラクターの生命力を表す数値です。
多くの場合HPの値が0になるとそのキャラクターは戦闘不能あるいは死亡します。
HPはヒットポイントの略であり、HPという言葉の発祥であるTRPGではそのキャラクターに攻撃が当たって致命傷になってしまうまでの猶予となる数値を表していましたが、現在では生命力や耐久力の上限を指す言葉として扱っている場合がほとんどです。
HPの概念がある場合、基本的に自分のHPが尽きる前に相手のHPを0にするのが戦闘の目的になります。
「MP」とは?
「MP」とは特殊な行動を使うために使われる数値の一つです。
MPはマジックポイントの略でありその名の通り魔法を使う際に消費するポイントであることが多いですが、魔法ではない特技を使う際にも消費するゲームも珍しくありません。
戦闘システムがある多くのゲームでは無消費で発動できる攻撃もありますが、魔法や特技などは多くの場合そういった無消費の行動より範囲や威力の面で優れています。
そうなると強力な攻撃ばかりを連発する単調なゲームになりかねませんが、使用回数を制限することでメリハリを生ませるためのリソースがMPです。
ゲームの「HP」と「MP」の違い
「HP」と「MP」の違いを、分かりやすく解説します。
キャラクターの生命力や耐久力を表す数値が「HP」で、魔法などの強力な行動をするために消費する数値が「MP」です。
「HP」が0になるとそのキャラクターはHPが1以上に回復するまで戦闘が不可能になりますが、「MP」は0になっても戦闘不能になりません。
まとめ
ゲーム面的にはキャラクターが戦闘に参加できる限界を表した数値が「HP」で、強力な行動をとれる限界を表した数値が「MP」と考えればいいでしょう。
どちらもゲーム次第ではHPはLP、MPはTPやSPなど別の呼び方になっていることもありますが、自分のHPに当たる数値がなくなる前に相手のHPを0にする必要があり、そのためにMPに当たる数値を消費して効率の向上を図るという点は共通しています。