この記事では、「クロニクル」と「ヒストリー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「クロニクル」とは?
クロニクルは、この様にカタカタ語で表記される事も珍しくありませんが、元はchronicleという形で英語で表記される言葉です。
そんなクロニクルは、年代記や編年史を示す言葉となっています。
「クロニクル」の言葉の使い方
クロニクルは、歴史の記録という意味の言葉として用いられているのです。
ただし歴史的な事件等をただ扱っているだけではありません。
歴史上の出来事を年代順に記述した歴史書という意味の言葉として、このクロニクルは使用されています。
ポイントとしては、歴史的な事柄を時系列で纏めたもので、著者の私見が入っていないものを表現する言葉です。
「ヒストリー」とは?
ヒストリーは、historyの英語をカタカナ語として表現した言葉となっています。
更にこのヒストリーという言葉は、歴史や経歴、履歴等といった意味を表すのです。
「ヒストリー」の言葉の使い方
ヒストリーは主に、歴史という意味を表現する言葉として使われています。
要するに過去の出来事を記録したものという意味であり、歴史書だけではないです。
過去の記録であれば、個人の経歴とか病歴といったものに対しても、このヒストリーの言葉を使用する事が出来ます。
「クロニクル」と「ヒストリー」の違い
クロニクルとヒストリーの文字表記を見比べれば、使用されている文字も読み方も全然違う言葉同士であると直ぐに気付けるものです。
所がどちらも英語を元にしたカタカタ語であり、表現する意味にも似ている部分があるので混同する恐れはないとは言えません。
とはいえクロニクルは、年代記という意味であり、歴史上の出来事を年代順に記述したものを示します。
一方のヒストリーは、歴史や経歴等の意味で、過去の記録を表します。
まとめ
2つの言葉は見た目や読み方は似てはいませんが、共に英語から生まれたカタカナ語で、過去の出来事に関連した意味を所有しているのです。
ですがクロニクルは、編年史とか年代記という意味であり、歴史上の事を年代順に記述したもの指し示す際に用いられる言葉となっています。
対するヒストリーの方は、歴史という意味を持つ言葉で、過去の出来事の記録に対して使われる言葉です。