クラシックなスキンケアクリーム二種の違いを解説!
この記事では、「ニベア」と「アトリックス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ニベア」とは?
ドイツの港町ハンブルクに本社を置く『バイヤスドルフ』の所有する化粧品ブランド。
同社が日本法人展開後に『花王』と合弁会社を創立。
1968年に誕生した『ニベア花王株式会社』がそれにあたり「ニベア」ブランドを基軸商品にし、『バイヤスドルフ』の他ブランド商品や同社開発商品を製造販売してきました。
「ニベア」は発売開始以来既に半世紀が経過しており、親・子・孫3世代以上に渡って愛されていると言っていいでしょう。
オールパーパスクリーム市場では独走状態シェア率33%の売上を誇ります。
既に累計販売数2億を越えており、青缶に白ロゴのNIVEAは圧倒的な知名度かつ信頼度を持っていると言っていいでしょう。
「アトリックス」とは?
1971年に『ニベア花王』がハンドクリームとして発売開始。
「ニベア」同様に発売開始から50年が経過するとハンドクリームでは2002年から20年連続で売上No. 1の地位を築いています。
「ニベア」と「アトリックス」の違い
「ニベア」と「アトリックス」の違いを、分かりやすく解説します。
前者はワールドワイドな販売がされているオールパーパスクリームで基本的に使用箇所は問いません。
後者はハンドクリームの名前通りに手専用として開発されました。
その用途の違いが製品の性質にも反映されているのは間違いありません。
「ニベア」は保湿成分として有名なスクワランとホホバ油を使用。
伝統のクリームは硬めなもの高い保湿力を誇ります。
「アトリックス」はハンドクリームなだけに保湿力はもとより伸びが良く浸透性が高いのが特徴。
「ニベア」よりも柔らかいのは間違いないでしょう。
サッと伸びてベタつかない、肌にすぐ馴染むクリームです。
違った観点で言えば「ニベア」はロングセラーの青缶はジャパナイズされた限定缶は毎年発売されているものほぼ変わりがありません。
チューブやボディミルクも基本は青と白のブランドイメージを保ったままです。
一方の「アトリックス」は年輩の方が久しぶりに購入する場合に商品を探せないほどブランドイメージが刷新されています。
黄と緑のツートンカラーと日本語のロゴマークは廃止。
カラー・デザインとも完全に別商品のイメージになりました。
まとめ
「ニベア」は基本的にスキンケアクリームの範疇で顔はもとより全身に使用可能です。
スクワランとホホバ油配合、硬めのクリームは現在のスキンケアアイテムでは珍しいため、使用開始時に違和感を感じる方も多いと思われます。
しかしその硬さゆえに定着力は高く、優れた保湿力を発揮し持続させると言えます。
「アトリックス」は手に特化したハンドクリーム。
肌の角質層に作用するセラミド配合が意味するのは浸透性だと言っていいでしょう。
肌内部のセラミドケアにより肌荒れを防ぐのが特徴です。