クレ「6-66」と「5-56」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「6-66」と「5-56」の違いとは?製品・商品

クレ「6-66」「5-56」にはどんな違いがあり何を基準に使い分ければいいのでしょうか。

今回は、クレ「6-66」「5-56」の違いを解説します。

「6-66」とは?

クレ「6-66」とは、「マリーン用防錆潤滑剤」です。


「6-66」の使い方

機械部品などの錆を防ぎ摩耗せずきちんと動くよう潤滑液としても機能する防錆潤滑剤の一種です。

「呉工業株式会社」は潤滑剤の有名メーカーとして長い実績を持ち「クレ」ブランドからさまざまな用途や環境に合わせた製品を発売しています。

クレが発売する防錆潤滑剤シリーズのうち「6-66」は船舶など防湿性が求められる環境で使用するマリーン用の製品です。

船舶の接合部や機械部品などに使用することで防錆や潤滑効果を発揮します。

優れた水置換性により金属表面に付着した水分や湿気などを強力に除去して船舶を水の影響からしっかり守ります。


「5-56」とは?

「5-56」とは、「多用途に使える防錆潤滑剤」です。

「5-56」の使い方

金属の錆を防ぎ潤滑性を高める防錆潤滑剤です。

自転車のメンテナンスやドアの蝶番、工作機械やスポーツ用具などあらゆる用途に使えます。

金属表面にしっかり浸透し被膜を形成するので持続力が高く効果が長持ちします。

「6-66」と「5-56」の違い

クレ「6-66」「5-56」の違いは「防湿性」です。

防湿性に優れ水に強い「6-66」は船舶などマリーン用に特化した防錆潤滑剤なのに対し「5-56」は様々な機械や道具に使用できるマルチ潤滑剤です。

防錆効果や潤滑性能に大きな違いはないので「6-66」を船舶以外に使用しても問題ありません。

「5-56」は特別に防湿性を高めていない分「6-66」よりも安価です。

「6-66」はスプレータイプの1種類のみですが「5-56」にはノーマルのスプレータイプのほか、さらに性能を高めた「スーパー5-56」や浸透力や拡散力に特化した「5-56DX」など上位モデルが存在します。

まとめ

クレ「6-66」「5-56」はマリーン用と一般用の違いで区別されます。

用途に合わせて使い分けてください。