結構に難しい?多数ある類似ルアーを解説!
この記事では、「シンキング」と「フローティングミノー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シンキング」とは?
広義で言えば読んで字の如くシンキング・沈む事を前提としたルアーになります。
しかしメタルジグなどは名前通りに金属製で沈ませる事が前提でその逆のタイプはありません。
そのため実際のところは対となるフローティングがあるタイプのルアーを呼ぶと言っていいでしょう。
代表的なものは「シンキングミノー」や「シンキングペンシル」などが挙げられます。
「フローティングミノー」とは?
基本的には水面に着水後浮くタイプのミノーを指します。
小魚を捕食する魚、いわゆるフィッシュイーター対応で2000年代以降最も進化してきたルアーだと言ってもいいでしょう。
ラインアイの下にある水を受けるリップにより、リールを巻く事で沈む動きを見せます。
基本的には水に浮く素材で作られているために軽く、潜航する角度も浅めの物が多いと言えます。
但し技術の進化や水面直下や流れのある場所、干潟など特化したものなどが多く発売。
浮く部分だけが共通であり、特徴は千差万別だと言えます。
「シンキング」と「フローティングミノー」の違い
「シンキング」と「フローティングミノー」の違いを、分かりやすく解説します。
基本的に前者は広義的には沈むルアー全般、狭義的にフローティングタイプがあるルアーの反義語で存在し、代表的なのがミノーやペンシル。
「シンキング+ルアーの種類」の意味合いで使われます。
逆に後者は「フローティングミノー」だけを指すと言っていいでしょう。
着水後に水面に浮くタイプのもの故に軽いのが特徴。
リールを巻く事でラインアイ下のリップにより沈んでいきます。
軽い素材故に30cm、潜航角度も10度程度だと言っていいでしょう。
一方で「シンキング」タイプのルアーは放っておけばひたすら沈んでいき、巻くことでラインアイの下のリップで上向く動きを見せます。
まとめ
広義的には「シンキング」は沈ませるルアーの総称でメタルジグなども含まれます。
狭義的には「フローティング」タイプが存在するルアーの「シンキング版」を指す事がほとんどだと言えるでしょう。
ペンシルやミノーがそれに該当します。
「フローティングミノー」は着水後に放っておけば水面に浮くミノーを指します。
当然その性質により軽いものが多いですが現在は多様化しているため、飛距離を伸ばす事はもとより、釣り場シーン特化タイプなども多彩です。