この記事では、「サボり」と「休憩」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「サボり」とは?
仕事する時間だというのに、一切の作業をやめて食べたり、スマートフォンをいじって遊ぶ行為を「サボり」といいます。
一息つくというよりは、本来行うはずの勉強や仕事とは違い、怠ける行動を見せるといった意味が強く出た行動を指すわけです。
例えば、書類作成する大事な作業を中止して飴を舐めたり、雑誌を読む、他の人と芸能人の話をして盛り上がるといった行為は人から見ると遊んでいるように見えます。
「休憩」とは?
それまで行っていた作業を中止して、手を休ませるため取り入れる行為を「休憩」【きゅうけい】といいます。
休む理由は、疲れた手を回復させたり、疲れた脳を一時的に休ませるため今まで行っていた行為や行動から一旦離れるのです。
この「休憩」では好きな音楽を聴いたり、人と楽しい話題で気分を前向きにする、山の景色を眺めるといった行為により気分転換をはかり、明るく、活発的に行動ができるようにします。
「サボり」と「休憩」の違い
「サボり」と「休憩」の違いを、分かりやすく解説します。
学校に行きたくないから喫茶店に行って休んだり、仕事せずゲームするといった本来やるべき作業から逃げ出す行為を「サボり」といいます。
本来やるべき行為から逃げるように怠けるその行動を指す言葉です。
もう一方の「休憩」は体力的に少し限界を感じたとき、回復させるためストレッチしたり、口に食べ物を含むといった行為して集中力を高めます。
「サボり」の例文
・『柔道の稽古をサボり、芸能人の握手会に行って楽しんだ』
・『ゲームにはまってしまい、3学期は学校をサボり続け落第した』
「休憩」の例文
・『4時間も作業し続けたので、手を休めるために休憩した』
・『気分転換をはかるためにも休憩を入れて、お茶を飲んだ』
まとめ
まったく正反対の意味を含む行為を表す言葉を2つご紹介しました。
どのようなときサボる気持ちになるか、休憩したいかを考えて使い分けてみましょう。
