この記事では、“hat”と“cap”の違いを分かりやすく説明していきます。
「hat」とは?
“hat”には名詞と動詞の意味があります。
名詞の意味は、縁のある帽子です。
縁とは、物の周りにある部分のことです。
帽子でいうと、頭をすっぽり覆う部分の周りにある部分が縁です。
頭の周りをぐるっと取り囲んでいます。
この取り囲む部分がある帽子を“hat”といいます。
動詞の意味は、帽子をかぶらせるです。
自分で被ることではなく、ある人が別のある人に被せることを指しています。
「hat」の使い方
縁のあるデザインがされている、頭に被る物のことを指して使用します。
この物は、一般的に帽子と呼ばれています。
帽子には、頭の周りをぐるっと取り囲むひらひらしたような布がついているものと、ついていないものがあります。
“hat”は布がついているものを指しています。
数えられる名詞で“one’s hat”などの使い方をします。
「cap」とは?
“cap”には名詞と動詞の意味があります。
名詞の主な意味は3つです。
1つめは縁なしの帽子です。
ひさしつきのものを含みます。
水泳をするときには、髪の毛が落ちないように水泳キャップというものを被ります。
これは頭をすっぽりと覆う形になっていて、頭の周りをぐるっと覆うような布は取り付けられていません。
コックが被る長細い形をしたコック帽も、頭をすっぽりと覆うデザインになっていて、頭を覆う部分の周りにはぐるっと覆うものがついていません。
こういった形状の帽子を指しています。
2つめは、帽子のように上に被せるものです。
ペンのキャップ、きのこのカサ、ひざの皿、山頂の雪などのことをいいます。
3つめは上限を限るものです。
物の上にフタをすると、それよりも上に出ることができません。
限りができてしまうのです。
“cap”は価格や年齢の上限を指しています。
動詞の意味は、帽子を被せる、一連の出来事を最後に飾るです。
一連の出来事を最後に飾るとは、イベントの最後に話をして締めくくるとか、仕上げをするとかの意味になります。
「cap」の使い方
頭に被る帽子から、上に被せるものという意味に広がります。
帽子は縁がないものを指して使用します。
水泳キャップやナース帽などがあります。
名詞で使うときは、数えられる名詞になります。
「hat」と「cap」の違い
帽子という意味が似ていますが、どのような形なのかという点に違いがあります。
“hat”は縁がある帽子のことです。
縁があると顔に当たる紫外線を防ぐことができます。
縁の形を変えることで、帽子のデザインの幅が広がります。
“cap”は縁のない帽子のことです。
水泳キャップ、ナース帽、コック帽などがそれにあたります。
縁がないと顔に当たる紫外線を防げません。
まとめ
帽子のことを指している2つの言葉ですが、それぞれの言葉が指す帽子は形状が違います。
帽子の形によって使い分けされる言葉です。