この記事では、「日焼け止め」と「化粧下地」の違いを分かりやすく説明していきます。
「日焼け止め」とは?
紫外線による肌や髪への影響を防ぐための製品のことです。
形状は、クリーム、ローション、スプレーなどです。
紫外線には、UVA、UVB、UVCがあります。
UVCはオゾン層でほとんどが吸収されているので、地上に届くのはUVAとUVBです。
UVAはUVBに比べて波長が長く、肌の奥のほうにまで届き、シミやしわの原因になります。
UVBは肌を赤くしたり、日焼けを起こしたりする原因です。
「日焼け止め」にはUVAやUVBによる影響を防ぐ働きがあります。
紫外線を防ぐ成分には、紫外線散乱剤と紫外線吸収剤があります。
これらの力によって肌や髪を紫外線から守ります。
オーガニック製品の中には、植物の成分を利用して紫外線の影響を防ぐものもあります。
「化粧下地」とは?
ファンデーションを塗る前に使用をする化粧品のことです。
メイクのノリやもちをよくする、毛穴をカバーするなどの働きがあります。
「化粧下地」の色には、ピンク、イエロー、パープル、グリーン、ベージュなどがあります。
ピンクは血色をよく見せたいとき、イエローはクマやシミをカバーしたいとき、パープルはくすみが気になるとき、グリーンは肌の赤身が気になるとき、ベージュは肌の色ムラが気になるときに適しています。
製品によっては紫外線を防ぐ働きを加えたものもあります。
「日焼け止め」と「化粧下地」の違い
「日焼け止め」と「化粧下地」の違いを、分かりやすく解説します。
前者は紫外線による肌や髪への影響を防ぐための製品です。
後者はメイクの最初に使用する製品で、毛穴やシミなどをカバーする、メイクのノリをよくするといった目的で使用をします。
紫外線を防ぐ働きを持つものもありますが、紫外線を防ぐことがメインではありません。
まとめ
主な目的が違い、一方は紫外線による肌や髪への影響を防ぐもの、もう一方はメイクのノリをよくしたり、毛穴やシミなどをカバーしたりするものです。
