「ブロンズ」と「カッパー」の違いとは?分かりやすく解釈

「ブロンズ」と「カッパー」の違いとは?違い

銅を表す英語には「ブロンズ」「カッパー」があります。

この記事では、「ブロンズ」「カッパー」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ブロンズ」とは?

「ブロンズ」とは英語で“bronze”と書く言葉であり、こちらは青銅を示す場合に使われます。

「ブロンズ」である青銅は銅にスズを加えた合金であり、添加物の量によって光沢に違いが出ます。

「ブロンズ」は色々なものに使われており、日本の十円玉硬貨は「ブロンズ」で作られていることは有名です。

「ブロンズ」はメソポタミア文明のシュメール文明で発明されたものであり、この時代には様々な青銅器が作られました。

オリンピックや大会などで3位に与えられる銅メダルは「ブロンズ」が使われています。


「カッパー」とは?

「カッパー」とは銅を示す言葉であり、記号であるCuは原子番号29に指定されています。

「カッパー」は古い時代から金属資源として使用されてきました。

「カッパー」の語源はラテン語であり、キプロス島の真鍮を示す言葉からこの名前が付きました。

「カッパー」は色々な化合物として様々な研究や商品に使われています。

銅は世界中で採掘され様々なものに使われてきましたが、近代になると銅精錬の技術の発展に伴い色々な公害が発生しました。

日本における銅鉱山の公害として有名なものには足尾鉱毒事件があります。


「ブロンズ」と「カッパー」の違い

「ブロンズ」は銅にスズを混ぜた青銅を示す言葉です。

「カッパー」は銅を示す言葉であり、銅は記号がCuで原子番号が29番の物質として有名です。

「ブロンズ」の例文

・『彼の姿を真似したブロンズ像が飾られている』
・『ブロンズトロフィーでも嬉しかったです』

「カッパー」の例文

・『カッパーの語源を調べています』
・『カッパーと化合物の式はまだ覚えていません』

まとめ

「ブロンズ」は銅とスズを混ぜた青銅であり、元々の銅は「カッパー」と表します。

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