この記事では、「コミック」と「漫画」の違いを分かりやすく説明していきます。
「コミック」とは?
「コミック」の意味は以下の通りです。
1つ目は「ペンで描かれた、コマ割りによってストーリーを進める形式の作品のこと」という意味です。
2つ目は「ペンで描かれた、コマ割りによってストーリーを進める形式の作品を掲載した雑誌や単行本のこと」という意味です。
3つ目は「喜劇的でこっけいな様子」という意味です。
「コミック」の言葉の使い方
「コミック」は名詞として「コミックを読む」「コミック雑誌」「コミックバンド」などと使われます。
英語の「comic」が日本語化した言葉で、「喜劇の」「こっけいな」から転じて「コマ割りされたイラストによる物語作品」という意味です。
下で紹介する「漫画」に対する語として使われる場合、「ペンで描かれたイラストをコマ割りしてストーリーを進める形式の作品、またはそれを掲載した雑誌」という意味になります。
「漫画」とは?
「漫画」は「まんが」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「単純・軽快なペンタッチで描かれた、誇張・風刺・ナンセンス・こっけいな表現の絵」という意味です。
2つ目は「絵をコマで連続させて、セリフを伴い物語風にしたもの」という意味です。
3つ目は「絵を連続させてストーリーを進める形式の作品を、雑誌や映像にしたもの」という意味です。
「漫画」の言葉の使い方
「漫画」は名詞として「漫画を描く・描いた」「漫画を読む」「漫画家」などと使われます。
語源は「気の向くままに漫然と描いた画」を省略したものと言われています。
上記で紹介した「コミック」に対する言葉として使われる場合、「ペンで描かれたイラストをコマ割りしてストーリーを進める形式の作品、またはそれを掲載した雑誌、さらに映像化した作品の総称」という意味になり、「アニメ」も含まれます。
「コミック」と「漫画」の違い
「コミック」は「ペンで描かれたイラストをコマ割りしてストーリーを進める形式の作品、またはそれを掲載した雑誌」です。
「漫画」は「ペンで描かれたイラストをコマ割りしてストーリーを進める形式の作品、またはそれを掲載した雑誌、さらに映像化した作品の総称」です。
まとめ
今回は「コミック」と「漫画」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。